他園で発生した通園バスでの痛ましい事故を受け、本園でも改めて通園バスの安全管理や登降園時の安全に関する再確認をしました。
先月は万が一のことがあった場合を想定した「通園バス 非常時 訓練」にも全園児が参加しました。
大声で助けを呼ぶこと、助けを求めるときには座っていると見えにくいこと、立ち上がり大きなジェスチャーが必要なこと、大人がいなくて困ったときは窓をたたいて知らせてもよいこと、暑かったらマスクや服を脱ぎ、水筒やお弁当も食べて良いことなど、いろいろな場面を想定したお話に、いつになく真剣に耳を傾けていた子ども達。
そして、助けを求める手段のひとつとして、全園児が1人ずつクラクションを実際に鳴らす体験もしました。
「あれ…? 大人のように座って押しても難しい…鳴らせない…。」
そうですね。身体が小さくて大人ほど力のない子ども達には鳴らすことも困難です。本当に困ったときは靴のままでよいので椅子の上に立って、両手で上からギューッと真ん中を長く、たくさん押しましょう。
ずっと押していると疲れてしまうこともあるので、そのときは特別に、ハンドル部分に座って、おしりでギューツと鳴らすと簡単な場合もあります。
「こわいけど助かりたいから頑張る!」
「鳴らない…鳴らすのに力が必要だね…」
「座ったほうが簡単に音が出る!」
「いつもはやったらダメだよね?」
「ホントに助けて欲しいときにはやっていいんだよね?」
「座ると勝手に音が出てラクチンだった♪」などなど…
順番待ちの間にも、お友達と教えあったり確認しあったり、みんな真剣です。
本園では引き続き大切なお子様の安全確保に、職員一同 気を引き締めてまいります。